KAT-TUN・上田竜也であること。

KAT-TUN上田竜也以外に興味がわかない。そんなひどいことを言ってしまえるほどに彼になんの未練もなくなった。私がアイドルを応援するときはいつだって私がアイドルに依存したい時で、私の欲望全てをアイドルに押し付けたい時。


KAT-TUN上田竜也の存在はそんな私にとってとても好都合だった。


浮世離れした彼の思想に浸っている時が一番幸せだった。人生を諦めたようなそしてなにか大きな夢をもったような目をするKAT-TUN上田竜也を見てるのが好きだった。
私の一番好きな彼はいつだってKAT-TUNであろうとする。KAT-TUNのブランド力を守ろうとする。KAT-TUNのバランスを一番に考えて行動する。そんな人だった。


NEWSを応援していた時、NEWSを名乗れないNEWSに悲しさを覚えながら、手越祐也が新しくテゴマスという名を名乗れることを喜んだ。


私はいつだってアイドル自身が好きだ。しかし、それよりもグループの一員であるアイドルが好きだ。そしてそのアイドルにはグループを誇りに思ってほしいと願う。


私にとってKAT-TUN上田竜也であることは、上田竜也を応援するにあたっての絶対条件だった。充電期間でも無期限の活動休止でもなんでもいい。KAT-TUNでいられないと判断した上田竜也になにも魅力を感じない。


諦めたように結婚できないという上田竜也が好きだった。そこまでしてアイドルであろうとする上田竜也が好きだった。無理をしてまでヤンキーでいようとする上田竜也が好きだった。そこまでしてKAT-TUNのパブリックイメージを守ろうとする上田竜也が好きだった。


KAT-TUNの象徴はいつだって亀梨和也だった。
KAT-TUNの大黒柱はいつだって中丸雄一だった。
KAT-TUNの盛り上げ隊長はいつだって田口淳之介だった。


しかし、KAT-TUNの中のKAT-TUN上田竜也だったと思う。距離感とバランスを取ることの才能はKAT-TUNイチだったと思う。



KAT-TUN上田竜也が好きだった。
KAT-TUNである上田竜也が好きだった。
上田竜也の中にあるKAT-TUNが好きだった。




もう上田竜也の中のKAT-TUNがいなくなってしまうのかも知れない。



そんな彼はもう見たくない。