1番愛してるわけでも、1番見ていたいわけでも、1番見て欲しいわけでもない。

工藤遥さんへ
あなたにお手紙書きましょう。



年下を好きになるのは初めて。
こんなにも女性アイドルを好きになるのも初めて。
私が憔悴しきっているタイミングで、あなたを選んだ理由は未だにわからないけれど……なんとなく許してくれそうで、許してくれなさそうなまっすぐすぎる瞳の虜になったのだけは事実。あなたの影に私の1番愛した人を探してしまう。あなたの影に私が連れ去って欲しかった人を探してしまう。16歳なのに懐が深すぎるあなたの笑顔に甘えて、ただなんのしがらみもなく『好き』と言える世界が幸せで仕方がありません。

歴史は繰り返すというけれど、私も過去の過ちを生産するように、その過ちがなんだったのかを探すために、あなたを見ています。かつて愛した人に似ても似つかないあなたと、そっくりすぎるあなたを愛しているのは多分運命。あなたを見ていると、私が閉じ込めた多くの思い出を溶かして昇華してくれるような気がします。知らない間にたくさんの期待をかけてしまっているし、たくさんの幻想を見てしまっています。


虚像が見たい。
真実が見たい。


私の2つの欲望をいとも簡単に叶えてしまうあなたを見ているだけで、アイドル好きでよかったって思えるの。


今でも一番大切な人も
世界で一番見ていたかった人も
たくさんの初めてをくれた人も

あなたではないけれど…


でもね。


今、一番幸せにしてくれて
今、一番未来が楽しみで
今、一番欲深くなってしまうのは

工藤遥さん。あなただけです。


だからお手紙を書きました。
全ての感謝を込めて。
心からお手紙をー




みぃ。