0を1にする力ではなく。

はじめに

上田竜也についてです。

0から1へ

この世には0から1にするのが得意な人と、1から100にするのが得意な人がいる。上田竜也は0から1が得意なタイプだとずっと思っていた。衣替えのように変わるキャラクターを作り出すことができる。ソロでは0の存在に憑依することができる。その属性が好きだったから、私は上田竜也を愛することができた。

連れ去って欲しいと思ったのは、発信する力の強さを感じたから。無駄だって言われたことを無駄じゃなくしたのは他でもない上田竜也自身だから。

あの日からいくつときが過ぎたか。濃かったけれどそんなに長くなかったようにも感じる。あの日と同じ位置にいた上田竜也は、あの日の立場とは全然違った。ミスター赤坂ミニマラソンの未来を託され、ハンデを与えられ、運動が得意な芸能人の中に名を連ねていた。髪色も年齢も彼自身の状況も全く違う。ただあの頃と重なった。そういえば私が連れ去って欲しいと願ったあの日の数週間後にもグループの体制が変わったんだっけ?と思い出す。上田竜也が強いときがいつだってグループが強くあらなければならない時なのはたまらなく嬉しい。


今回の結果は0から1ではなく
1から100の力を発揮しなければなしえなかった。そこにあるのは不器用なほど真っ直ぐだからこそできる努力の積み重ねただそれだけだ。誰のためでもなく自分のため、自分のグループのために走ってくれる上田竜也を連れ去りたいと思った。彼の背負ってしまった全てのものを取り除いて逃げて逃げて……そんな人生でもありじゃない。と。だって、今まで背負いすぎてきたから。背負いすぎる最年少を背負ってきた最年長コンビの1人だったから。でも、そんなことはしない。それが上田竜也だ。


KAT-TUNのイメージそのままに表彰台に立つ。


爽やかな運動得意芸能人ではない。上田竜也はかっこよくてちょっと危なっかしいKAT-TUNというグループの一員なのだ。KAT-TUNとして走ってくれたこと、1位になってくれたこと、表彰台での言葉。全部全部嬉しくて、恋しくて、ありがたくて、心が溢れてたまらない。